花粉シーズン終了 昨季と比べて増えた? 減った?

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UMK屋上で花粉観測をしていたポールンロボ

今季の花粉シーズンも終わりを迎え、スギ・ヒノキ花粉ともに収まったようです。

天気情報内でも、花粉情報の紹介は先週でおしまいにしています。

今シーズンの花粉の量は、事前の予想ではかなり多くなると言われていて、

私も昨年までと比べて花粉症の症状がかなりひどくなりました。

実際に花粉の量がどのくらい多くなっていたのか、

ウェザーニューズの花粉飛散データを元に、去年と今年の飛散量を比較してみました。

花粉飛散数データの無料ダウンロード:WxTech®(ウェザーテック)| Weathernews
ウェザーニューズが独自に開発した花粉観測機「ポールンロボ」によって観測・解析された、2024年の花粉飛散数データを無料でダウンロードできます。

まずは宮崎市の状況です。

花粉の飛散量について、2023年を実線、2022年を点線で表現しています。

2月中旬から3月中旬にかけてがスギ花粉の飛散するタイミングとなっていますが、

2023年の飛散量が圧倒的に多くなっていますね。

3月下旬から4月中旬にかけてはヒノキ花粉の飛散タイミングとなっていますが、

こちらは昨年と比べてやや多い程度にとどまっているように見えます。

期間累計(2/11~4/20) 2023年:8,195個 2022年:3,750個 ※昨年比 約2.2倍

つづいて、同じ九州の福岡市中央区の状況を見ていきましょう。

2月中旬から3月中旬にかけてがスギ花粉は今年の方が多いものの、

2022年は3月下旬に大きなピークができていますね。

時期的にヒノキ花粉ではないでしょうか。

期間累計ではどうなったかというと、

期間累計(2/11~4/20) 2023年:8,238個 2022年:5,857個 ※昨年比 約1.4倍

宮崎市と比べて昨年比は小さいものの、今年の方が花粉の飛散量は多かったようです。

最後に東京都新宿区の様子を見ておきましょう。

増減傾向は似ていますが、やはり2023年の方が多いでしょうか。

なお、3月下旬から4月にかけての量は同じくらいなので、

ヒノキ花粉はほぼ2022年と同じくらいだったと言えそうです。

期間累計(2/11~4/20) 2023年:8,728個 2022年:5,857個 ※昨年比 約1.5倍

こうしてみると、全国的に今年の方が花粉の飛散量は多かったようですね。

この反動で来シーズンは少なくなることを期待したいです。

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