天体観測

惑星

金星が西方最大離角に

10月24日に金星が西方最大離角となるため、早朝(未明)に起きて撮影をしてきました。「最大離角」というのは、内惑星(水星・金星)が太陽から最も離れて見えるときのことで、金星の高度が高くなるため、観測しやすいタイミングです。出展:国立天文台暦...
彗星

ZTF(ズィーティーエフ)彗星が見ごろ

先月下旬からZTF彗星が明るくなっていて、何度か早朝に起きて撮影してきました。2月に入ると満月のタイミングになって彗星が見えにくくなっているので、その隙にステライメージでいろいろ加工しようと思っていたのですが、彗星の位置に合わせながら写真を...
惑星

ASI Studio で惑星撮影に挑戦

本格的な冬の到来で冷え込みが続きますが、空気がクリアになる季節となりました。先日はASIStudioを使って、木星・火星を動画撮影&スタッキング処理をしてみました。スタッキング処理とは、撮影した動画ファイルの各フレームの中から写りのいいもの...
惑星

CMOSカメラで木星撮影

秋晴れの日が続くようになってきたので、先週久しぶりに天体観測へ。今回は、今の星空でとりわけ明るい木星です。CMOSカメラでの惑星を撮影する際は、動画を撮って鮮明なフレームだけを抽出し、専用ソフトで重ねて加工する、スタッキング処理が必要になる...
天体観測

ペルセウス座流星群が極大に ペルセウスが倒した怪物って…

毎年安定して流れ星が見られる3大流星群の1つである、ペルセウス座流星群があす13日の明け方にピークを迎えるようです。今夜は雲が多い天気となるので、流星群を眺めるのはちょっと厳しそうですが、去年は極大期の1日半後にピークになったようなので、週...
星雲

CMOSカメラで夏の天体撮影【M8、M20、M27】

梅雨明け直後にCMOSカメラ(ASI385)で撮影していた写真をようやく加工できました。去年は夏の天体をほとんど撮影できなかったので、撮りたかったものから。真夏に見たい星雲はいて座に2つ。まずは、M8(いて座・干潟星雲)30秒露出×10枚 ...
惑星

土星と火星が大接近!

しばらく観測機会に恵まれなかったのですが、惑星同士の接近のタイミングで久しぶりに天体観測へ。3月以降は明け方の空に惑星が集結していて、惑星同士が次々とペアを変えて接近する様子が見られています。今日の夜明け前の空の様子ですが、金星が明るく輝い...
星雲

かに星雲は超新星爆発のなごり

別のページで紹介したおうし座のかに星雲ですが、この天体はかつて超新星が爆発した名残でもあります。また、超新星爆発したのはおよそ千年も昔のことなのですが、藤原定家が記した『明月記』の中でその様子が記されています。漢文だったので該当箇所を探すの...
星雲

おうし座・かに星雲(2022年2月)

冬の星座が西に沈む前に、メシエ番号でトップに登録されている星雲を撮影してきました。おうし座・かに星雲(M1)ISO3200180秒×10枚 ステライメージ9で調整・トリミング筋のような広がり(フィラメント構造)がかにの脚のように見えることか...
星雲

いっかくじゅう座・ばら星雲(2022年2月)

先週の晴れた日に、ようやく今年初めての天体観測へ。以前ばら星雲を撮影した際は焦点距離が760ミリの長めの鏡筒を使用し、画面いっぱいになったので、今回は焦点距離を短くしての再チャレンジです。この日は風が少し強く、コードが赤道儀に当たって写真が...