九州南部が6月11日に梅雨入りしてから、何かしら記事をアップしようと思っていたものの、
次回の防災講座での資料作りが忙しくなり、しばらく何も更新できず…。
作業も落ち着いてきたのでそろそろ投稿しよう、と思っていたら、一気に梅雨が明けてしまいましたね。
先週金曜日に投稿したUMKのお天気ブログで、
「週明けにも最短の梅雨明けがあるかも」
と書き残していたことがそのとおりになったので、ちょっと驚きもありますね。
記録的に早い梅雨明け?
今週は急激に気温が上がって猛暑日になったところもあり、真夏のような天気が続きました。 過去の梅雨明けの記録を調べていたのですが、九州南部で6月に梅雨明けしたことが1度だけありました。それが195...
九州南部の梅雨明けを早かった順番に見ていくと、
順位 | 日付 | 年 |
---|---|---|
1位 | 6月24日 | 1955年 |
2位 | 6月27日 | 2022年(速報値) |
3位 | 7月1日 | 1998年、1994年、1964年 |
平年 | 7月15日 | ※1991年から2020年の30年平均 |
6月に梅雨明けしたケースは今年を含んでたったの2回だけ。
1951年の統計開始以来、2番目に早い梅雨明けです。
そして記録的に早い梅雨明けに関してもう1つ注目したいのが、梅雨の期間の短さです。
梅雨明けの早さと同じように、期間の短い順に並べてみました。
順位 | 梅雨の期間 | 梅雨入り | 梅雨明け | 年 |
---|---|---|---|---|
1位 | 16日 | 6月11日 | 6月27日 | 2022年(速報値) |
2位 | 21日 | 6月10日 | 7月1日 | 1964年 |
3位 | 26日 | 6月18日 | 7月14日 | 1967年 |
平年 | 46日 | 5月30日 | 7月15日 | ※1991年から2020年の30年平均 |
今年の梅雨の期間が最も短く、2週間余りしかありませんね。
平年の46日と比較するとおよそ3分の1の短さです。
梅雨入りが遅かったので、あっけなく梅雨が終わった感がありますが、
先週からかなり暑くなっていたので、季節も夏に変わったと言えるでしょう。
まだセミたちが鳴き始めていないので、セミの合唱が始まれば夏の実感がわきそうです。
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