本格的な冬の到来で冷え込みが続きますが、空気がクリアになる季節となりました。
先日はASI Studioを使って、木星・火星を動画撮影&スタッキング処理をしてみました。
スタッキング処理とは、撮影した動画ファイルの各フレームの中から写りのいいものを選択し、
重ね合わせて1枚の静止画にする手法です。
まずは、ASI StudioのASI Capを使って、木星を動画で撮影。
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/221215木星(スタッキング前)trim-1024x570.jpg)
スタッキング処理をする直前の状態がこちらです。
明るく映っていますが、縞模様はよく分かりませんね。
動画の状態を確認すると、揺らいでいる様子が分かります。
思っている以上に動きますね。
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/221215木星(スタッキング直後)trim-1024x570.jpg)
この動画をスタッキング処理をすると、うっすらですが木星の縞模様も現れています。
輪郭もはっきりしていますね。
さりげなく写像がセンタリングされているのもありがたい。
JPEG形式で出力するとこんな感じ。
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-15-1336_7-CapObj_Planet_50_Sharp50_B0.0_C0.5_S1_N50.jpg)
また、現在かなり明るくなっている火星も同様に撮影。
スタッキング処理直前
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/221215火星(スタッキング前)trim-1024x570.jpg)
スタッキング処理直後
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/221215火星(スタッキング直後)trim-1024x570.jpg)
赤い地表面と模様がうっすらと分かります。
![](http://vest-tenki.com/wp-content/uploads/2022/12/2022-12-15-1402_0-CapObj_Planet_50_Sharp20_B0.0_C1.0_S1_N1.jpg)
CMOSカメラを使うと惑星観測も簡単にできるのでいいですね。
センサーサイズの異なるカメラも準備して、いろいろ撮影してみたいですね。
コメント