ASI Studio で惑星撮影に挑戦

惑星

本格的な冬の到来で冷え込みが続きますが、空気がクリアになる季節となりました。

先日はASI Studioを使って、木星・火星を動画撮影&スタッキング処理をしてみました。

スタッキング処理とは、撮影した動画ファイルの各フレームの中から写りのいいものを選択し、

重ね合わせて1枚の静止画にする手法です。

まずは、ASI StudioのASI Capを使って、木星を動画で撮影。

ASI385MC ゲイン300で180秒間撮影

スタッキング処理をする直前の状態がこちらです。

明るく映っていますが、縞模様はよく分かりませんね。

動画の状態を確認すると、揺らいでいる様子が分かります。

思っている以上に動きますね。

この動画をスタッキング処理をすると、うっすらですが木星の縞模様も現れています。

輪郭もはっきりしていますね。

さりげなく写像がセンタリングされているのもありがたい。

JPEG形式で出力するとこんな感じ。

また、現在かなり明るくなっている火星も同様に撮影。

スタッキング処理直前

ASI385MC ゲイン300で180秒間撮影

スタッキング処理直後

赤い地表面と模様がうっすらと分かります。

CMOSカメラを使うと惑星観測も簡単にできるのでいいですね。

センサーサイズの異なるカメラも準備して、いろいろ撮影してみたいですね。

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