中国内陸部の砂漠地帯で巻き上げられた砂塵が偏西風によって流され、
黄砂として日本列島にやってきています。
午後7時前の時点では、
北は北海道から、九州内でも福岡や鹿児島で黄砂が観測されているようです。
広範囲の黄砂は事前から予想されていたので、
昨日撮影しておいた空の写真を今日の様子と比べてみました。
どちらの写真も午後3時過ぎの晴れているタイミングで西の方角を撮影したものですが、
11日は山の稜線がはっきり見えているのに対して、
12日は山地の様子はほとんど分かりません。
黄砂の影響で霧島山地が分からなくなるほど、霞んでしまっていますね。
なお、衛星画像ひまわりの画像からも、宇宙から見た黄砂の様子が分かります。
12日8時のようす
12日12時のようす
12日16時のようす
雲の帯が東へと抜けたあとに、茶色の黄砂が日本海などで広がっている様子がわかりますね。
濃度の濃い黄砂のエリアは太平洋へと抜けていきそうですが、
あすもまだ薄い黄砂が残るところがありそうです。
洗濯物の外干しは空のかすみ具合を見てからの方がいいですね。
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