3月25日からUMKカントリークラブで「アクサレディスゴルフトーナメント2022」が開催されているのですが、残念ながら今日26日は、悪天候のために中止に。
私はまだゴルフ未経験なのですが、今回は割と知られているゴルフ用語の紹介です。
ゴルフコースではホールごとに規定打数(Par)が決まっていて、Parを下回ってホールアウトすると、
-1打で「バーディー」
-2打で「イーグル」
-3打で「アルバトロス」
と言われていますね。
「バーディー」「イーグル」くらいまでは、ゴルフをしたことがない方でも耳なじみがあるかと思います。
ただ、「アルバトロス」となるとホールインワンよりも難しく、めったに記録することがないので、ゴルファーでないと知らないかもしれませんね。
ところで、「バーディー」「イーグル」「アルバトロス」には共通点があります。
それは、すべて英語で「鳥」を意味する言葉、ということなんです。
「バーディー(Birdie)」は、「小鳥」
「イーグル(Eagle)」は、「鷲」
「アルバトロス(Albatross)」は、「アホウドリ」
のことをそれぞれ意味していて、「鳥のように飛んだショット」から「バーディー」と名付けられたことで、鳥を意味する言葉がそれぞれつけられたようです。
また、打数が少なくなる「バーディー」→「イーグル」→「アルバトロス」の順に、鳥の大きさも大きくなっています。
「アルバトロス」こと「アホウドリ」は、両翼を広げた大きさが2メートルを優に超えるので、飛行できる鳥類としては最大級の大きさです。
視覚的に分かりやすく説明しようと思い、美術さんに片翼だけ作ってもらったところ、
けっこう大きいです。
しかも白シャツ・黒ベストなので、アホウドリの翼と私の衣装が完全に一体化して、鳥人間になってます(笑)
こういう小道具があると、ネタを紹介するときも断然テンションが上がりますね。
作ってくれた美術さんにも感謝です。
アホウドリはこれだけ大きな翼を持っているので、風をつかむのがとても得意です。
向かい風を受けた揚力によって上昇し、風下に向かってグライダーのように滑空することで、長距離を飛行することができます。
風が強い上空と、風が弱い海面付近のとの風速差を利用し、上昇を滑空を繰り返すアホウドリの飛び方は、「ダイナミックソアリング」とも呼ばれています。
上昇気流を利用する浮上方法は、陸上でもトンビなどの鳥に見られます。
トンビは日中に陸地が暖められて発生する上昇気流を利用していますが、アホウドリは何もない海の上で海面・上空間の風速差を利用して高くまで浮かび上がっています。
こんな賢い飛び方をしているのに、「アホウ」と名付けるなんてあまりに失礼な気がしますね。
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