宮崎で桜の開花発表! 「花」の漢字の由来も

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サクラの標本木@気象台

今日は雨の中で桜(そめいよしの)の開花が発表されました!

雨のしずくで濡れているものの、4輪ほどまとまって咲いています。

手の届く距離に2輪ほど咲いた花も。

暖かい空気が流れ込んでいたので、雨が降っていても開花を後押ししてくれたようですね。

水曜日のオンエアで「あす・あさってのうちに開花発表あるかも」と話していたので、そのとおりになって安心です。

ちなみに、開花を促すように降る雨のことを「催花雨(さいかう)」と言うんですよ。

気象台の方には、こんな感じで開花した花を指し示してもらっています。

この時季の風物詩でもあります(笑)

また、今日の「天気のサカイ目」のネタでは、桜の開花にちなんで、

「花」

という漢字の成り立ちを紹介。

「くさかんむり」に「化(ば)ける」で構成されているのですが、「化(ば)ける」の部分が重要です。

「化」を分解すると、「イ」と「ヒ」となっており、どちらも人間の状態を示しています

金文では、「イ」は倒れている人、「ヒ」は座っている人

篆文では、「イ」は立っている人、「ヒ」はポーズを変えた人

をそれぞれ示しており、両方を合わせて姿や状態を変えることを意味しています

この「化(ば)ける」の意味に「くさかんむり」が加わることで、

「蕾が膨らみ、咲いて舞い散る」という植物の変化する部分

つまり「花」のことを意味しているんです。

「化」の「イ」「ヒ」を説明するのにこんなフリップを作ってもらいました。

気に入ってます(笑)

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