3月5日(土)は関東地方と東海地方で春一番が観測され、全国的に暖かくなりました。
宮崎県内でも今年1番の暖かさになったところが多く、今年初めて最高気温が20℃以上まで上がっています。
宮崎では真冬の時季でも初夏のような陽気になることもあるので、3月まで20度に届かないことはなかなか珍しいです。
年内で初めて20℃以上まで上がった日がいつなのか、10年ほどさかのぼって調べてみることにします。
「最高気温20度以上」の初観測日
年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
観測日 | 2/14 | 2/2 | 1/30 | 2/22 | 1/3 | 1/2 | 1/16 | 1/31 | 1/7 | 1/16 | 3/5 |
気温 | 20.3℃ | 21.9℃ | 20.0℃ | 22.0℃ | 20.6℃ | 20.8℃ | 21.0℃ | 21.5℃ | 21.0℃ | 20.8℃ | 21.7℃ |
観測地点数 | 2か所 | 6か所 | 2か所 | 4か所 | 1か所 | 1か所 | 1か所 | 2か所 | 8か所 | 3か所 | 9か所 |
いずれも1月・2月のうちに初めて「最高気温20℃以上」を観測していて、2016年・2017年にいたってはお正月のうちに観測していますね。
2022年は20度以上まで上がるのが極端に遅かったようです。
なお、直近で「最高気温20度以上」の初観測が3月まで遅れたのは1994年のことなので、実に28年ぶりに遅い観測となっています。
県内の観測地点は移転されたり改廃されたりしているので、単純比較はしにくいのですが、極端に遅かったことは確かでしょう。
今シーズン(すでに昨シーズン?)の冬がより寒く感じられたのは、日中の最高気温が上がりにくかったことも影響しているのかもしれませんね。
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