今週は全国的に黄砂が飛来していて、
今日は宮崎県内でも黄砂の観測が発表されました。
また、黄砂の影響がなかった3月29日(左)と今日(右)の空の写真と比較したところ、
今日の空は茶色く霞んでいて、九州山地の稜線が不明瞭になっていますね。
黄砂監視画像(トゥルーカラー再現画像)では、
特に4月17日に濃度の濃い黄砂が日本海をおおっていて、
18日にかけては九州付近に流れ込み、きょうは県内にも飛来してきたようです。
全国での黄砂の観測地点は東京と大阪の2地点だけなのですが、
各地の気象台が個別の対応として黄砂の観測を発表しているようです。
また、PM2.5の濃度推移グラフでも、黄砂を把握することができます。
PM2.5は大きさが2.5㎛の微小粒子のことで、黄砂(1㎛~30㎛)よりかなり小さな粒子です。
黄砂粒子のうち、2.5㎛以下の粒子はPM2.5として捕捉されるため、
宮崎県が発表しているPM2.5の濃度推移グラフで大まかな変化傾向を知ることができます。
普段のPM2.5の濃度は10㎍/㎥くらいなので、
4月17日正午ごろから濃度が高まっているため、このあたりから黄砂が届き始めた可能性があります。
予想していたよりも長く黄砂の影響が続きましたが、あすにはようやく収まりそうです。
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