宮崎では1月上旬も降水量ゼロ

データ

昨年末から空気の乾燥がつづいていて、宮崎市では、今年に入っても降水量を観測していません。

2023年1月上旬の宮崎市のアメダスデータがこちらのとおりですが、

10日間の降水量はまだ0ミリとなっていますね。

なお、降水量のデータには、「-」と「0.0」が入力されていますが、

「-」…感雨器で雨滴を一滴も検知していない

「0.0」…感雨器で雨滴を検知したものの、雨量計の計測で降水量は0.5ミリ未満

ということをそれぞれ示しています。

1時間の降水量が0.5ミリであっても、地面がしっかりと濡れて、水たまりもできかけるので、

0.5ミリに限りなく近い 0.0ミリの場合、「雨が降った」と感じる方が多いかもしれません。

元々、冬の宮崎県内は晴れて乾燥する日が多いのですが、

雨の降らなかった日が最長でどれくらい続いたことがあるのか、気になりますね。

Excelを駆使して、過去のデータを紐解いてみました。

降水量の記録が残っている、1886年以降のアメダス観測データによると、

冬期(12月~2月)に雨が降らなかった日(降水量データで「-」表示)の連続日数は、

最長で28日連続 (1893年12月21日~1894年1月17日)

でした。

4週間も雨が降らなかったことになりますね。

当時のアメダスデータがこちら。

12月下旬から翌年1月中旬にかけて、「-」の表示が並んでいますね。

なお、1983年12月は観測史上8番目に降水量が少なかった月として、記録されています。

今シーズンの12月から1月にかけて、「0.0ミリ」の日を何度か挟んでほとんど雨が降らない日がつづきましたが、

金曜日から週末にかけては、ようやくまとまった雨が降って、乾燥も落ち着きそうですね。

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