宮崎地方気象台は、11月28日にイチョウの黄葉を発表しました。
さっそく標準木がある総合文化公園へ行って、黄葉の様子を撮影。
落葉してしまった部分が多いので、ちょっと寂しい感じになっています。
オンエアでは、黄葉した葉が残っているところをアップで撮影したものを紹介。
青空に映えるいい写真が撮れました。
今日の雨やあす以降の強風の影響で、黄葉したイチョウの葉も落ちてしまいそうですが、
イチョウの落ち葉って滑りますよね。
特にイチョウ並木があるところでは、雨上がりの歩道を歩くときは気を付けないといけませんね。
実は、イチョウの葉っぱには、他の樹木の葉と比べてある成分が多く含まれています。
先週のオンエアの際に、イチョウとイロハカエデの葉っぱをスタジオに持ち込んで、
葉っぱを触りながら違いを考えてもらいました。
イチョウの葉の手触りをじっくり確かめるのは、小学生以来かもしれません(笑)
改めて感触を確かめてみると、イロハカエデと比べてイチョウの葉の方が厚くなっていることが分かります。
この厚い葉っぱにたくさん含まれているのが、
「油分」
なんですね。
葉が落ちて雨水に濡れると葉っぱの中の油分が染み出してしまうため、
イチョウの落ち葉の上は滑りやすくなるんだそうです。
これからの時季は季節風が強くなるので、黄葉したイチョウも落葉していきそうです。
足元の落ち葉に気を付けて楽しみたいですね。
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