夏の天体を撮影できないうちに秋も終わろうとしているのですが、20時~21時ごろまでは夏の大三角形が比較的高いところに留まってくれています。
以前からはくちょう座の北アメリカ星雲を撮影したかったのですが、星雲の範囲が広いため、焦点距離が800ミリのR200SSでは全貌を捉えることができず…。
春に購入した焦点距離300ミリのFL55SSであれば、星雲の全体像が写ると思い、撮影のチャンスを待っていました。
はくちょう座・北アメリカ星雲(NGC7000)
星雲の形状が北米大陸に似ている、ということでこの名前になっていますが、星雲の左下あたりがメキシコ付近でしょうか。
普通のカメラだと赤い部分がほとんど写らないので、星雲フィルター(NB1)を装着し、ステライメージでの加工もすると、ようやく全体像が分かってきました。
なお、加工前の1枚だけの写真だとこんな感じです。
天体画像処理ソフトは偉大ですね。
いずれ、赤い星雲が写りやすい天体写真専門カメラ(D810A)を購入しようと思っているので、その時に改めて撮りたい星雲ですね。
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