先日気象庁から、この冬の天候のまとめが発表されました。
気象庁|報道発表資料
気象庁の報道発表資料です
冬の平均気温に注目すると、東日本から西日本にかけて暖冬となって、特に関東から近畿地方にかけての気温が高くなっています。
5日移動平均を確認すると、12月中旬から1月上旬にかけての寒さが顕著だったものの、1月中旬以降は気温の高い状態がつづきました。
寒さと暖かさが相殺された北日本では、冬季をとおして平年並みの気温に落ち着いたものの、東日本から沖縄・奄美にかけては冬の後半の暖かさの方が上回って、最終的に暖冬となりました。
そして宮崎県内ではどうだったのか、宮崎市の旬ごとの平均気温を平年と比較したグラフを作成してみました。
西日本の傾向とほぼ同じで、1月中旬までは平年並みか寒い日が続いたものの、1月下旬以降は一気に暖かくなり、冬の前半と後半で対照的な天候となっています。
12月から2月までの、期間を通しての平均気温は、
平年比 +1.0℃
となったため、宮崎市でも暖冬です。
昨秋の時点では、
「2シーズン連続の暖冬からは一転して、冬らしい寒さになる」
と伝えていたところですが、その通りになったのは冬の前半まででしたね。
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