今年は梅雨明けが早く、なかなかセミの合唱が聞こえてこなかったのですが、
ニイニイゼミの鳴き声がしっかりと聞こえてくるようになりました。
アブラゼミやクマゼミと違って、ニイニイゼミは鳴き声が弱いので、声は聞こえても探すのが難しいセミです。
おまけに保護色で樹木の高いところに留まっているので、見つけるのに一苦労します。
ただ、そろそろオンエアで紹介したいので、昼間に総合文化公園で撮影してきました。
ニイニイゼミがどこにいるのかわかるでしょうか。
木肌の保護色となっているので見つけにくいのですが、中央付近のちょっと出っ張っているように見えるところです。
拡大するとこんな感じ。
頭から羽の先までの全長が3.5センチくらいで、小指の3分の2くらいの大きさです。
また、「ジー」や「チー」といった弱い鳴き声なので、セミだと認識していなければ何の雑音か分からないかもしれませんね。
ニイニイゼミが鳴き始めてしばらくすると、アブラゼミやクマゼミの鳴き声が加わって、耳をつんざくような大合唱が始まります。
あと1週間くらいしたら、アブラゼミやクマゼミの鳴き声に取って代わられると思うので、今のうちにニイニイゼミの鳴き声に注目して見てくださいね。
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