ライブカメラで積雪状況チェック

気象

日本海と日本の南の海上にある低気圧が急速に発達して、一気に冬型の気圧配置に変わっています。

昨夜からの天気図の移り変わりを見ると、

1月10日21時から11日9時、そして11日21時にかけて等圧線が深まり、発達する様子が分かりますね。

強い冬型のときは県内でも山沿いを中心に雪が降りますが、宮崎市内にいると晴れていることが多いため、雪が降っているのかどうかが分かりません。

遠隔地の降雪・積雪状況をチェックするために利用できるのが、県内各地のライブカメラです。

インターネット上で閲覧でき、積雪しやすい場所に設置されているライブカメラは、

・気象庁が設置している火山カメラ

・市町村等が設置しているライブカメラ

あたりでしょうか。

国土交通省の河川カメラもありますが、九州の降雪・積雪地域での設置は少ないように感じます。

気象庁の火山カメラ

気象庁ウェブサイトのトップページから、「各種データ・資料」→「監視カメラ画像」と進み、日本地図から地方・火山を選択すると、活火山周辺のカメラ設置状況を確認することができます。

「九州地方」の「霧島山」を選択すると、霧島山周辺に6つの監視カメラ(赤字のカメラアイコン)が出てきます。

この中から、「えびの高原」と「韓国岳」の様子を確認してみましょう。

九州山地に寒気による雲がかかっているので、標高が高い地点では現地の様子を確認することが難しいですね。

地表が白っぽくなっているところがありますが、雪なのかどうかは判別しがたいところです。

市町村等のライブカメラ

火山カメラ以外に利用しやすいのが、市町村等が設置しているライブカメラです。

冬季によく確認しているのが、五ヶ瀬ハイランドスキー場のウェブサイトです。

ちょっと目立たないのですが、トップページから下にスクロールしたところ、お知らせの右側に「ライブカメラ」がありますね。

こちらをクリックすると、

現在のゲレンデの様子が確認できます。

カメラが映す方向が時々変わるので、眺めているだけでもなかなか面白いです。

見ることができるのは、スキー場がオープンしている期間だけですが、積雪状況を確認するだけなら十分です。

そしてもう1つ紹介しておきたいのが、高千穂町のライブカメラです。

ライブカメラ|高千穂町

こちらのページから、「高千穂峡」、「国見ケ丘」、「四季見原すこやかの森キャンプ場」のライブカメラを確認することができます。

この中で最も標高の高いところに位置していそうなキャンプ場の様子を見てみましょう。

「2.バンガロー」の様子ですが、しっかり雪が積もっている様子が分かりますね。

LIVE映像では吹雪いている様子も分かり、とても見やすい映像です。

なお、寒気の風上(西側)と思われる「3.阿蘇方面」にカメラを向けると、

着雪で屋外の様子が分からなくなっているので、西からの寒気の流れ込みがいかに強いのかが分かります。

宮崎市内にいると県内の雪の様子が分からないので、実況天気を把握するうえでもライブカメラの映像は必要不可欠ですね。

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